適応症について

寝違い・むち打ち

寝違い・むち打ち
 交通事故にあった!変な格好で寝ていた!くしゃみをしたら突然!など、むち打ち、寝違いになる理由は様々です。中には、自分の首を支えることができず頭を手で持って来院される方もいます。痛みの為、吐き気、めまい、頭痛を起こす人もいます。
 交通事故など原因がハッキリしているものは仕方がありませんが、「首を少し動かしただけで痛めた」という場合は、何か他に首を痛める要素があったことが予想できます。
一番多いのは、肩こりや首のこりが慢性的にある場合です。また、中には骨格などの体質で、肩こりを感じない方もいますが、そういった方も寝不足や疲労で肩や首の筋肉が固くなっていると、少しの動作で寝違いやむち打ちになりやすくなります。
 さらに漢方医学では「春の風にあたると筋を痛めやすい」という考え方があります。春は日差しも暖かくなり気持ち良い季節ですが、時々風が激しく吹くときがあります。こういった風を長い間浴びていると後日寝違いの原因になったりします。

痛む部位も様々!
 後頭部から肩にかけて痛むのが普通ですが、中には、後頭部から、肩甲骨の間にかけて痛んだり、首から、腕の付け根にかけて痛んだりする人もいます。また、首を動かして上を向くのがつらい場合と下を向くのがつらい場合、さらに右を向くと痛い、左を向くと痛いなどの差もあります。
 こういう状態が長引くと、首の周りに、余分な力を入れ易く、首の前側や、肩なども痛くなります。

漢方はり治療では
 「寝違い」と「むち打ち」はプロセスが違うので違う名前が付けられますが、正式名称は「頸椎捻挫」と言います。
 「寝違い」も「むち打ち」も程度の差はあるものの体の中で起こっていることは同じですので治療法も同じになります。
 交通事故などで首の骨に問題がある場合でも鍼灸治療は可能です。ただ、骨折やヒビがある場合などは整形外科との連携
が必要です。
 整形外科や接骨院、カイロプラクティックは西洋医学的な見方をするので、レントゲンに写る骨などを重視し、骨のゆがみにアプローチすることが多いですが、鍼灸は筋肉を触って、筋肉の張りや柔らかさ、艶や潤い、冷えや熱を見て、筋肉にアプローチして治療します。
 むち打ちなどのひどい場合には患部に熱を持ちますので、炎症で発熱する場合もあります。患部に熱を持つ場合は炎症のため患部に血液の停滞がありますので、その停滞した血液を経絡の力を利用して手先や足先に引くように治療します。ですから関係ないと思われるかもしれませんが、治療は手先や足先に鍼をすることから始まります。この鍼は経絡の流れを調整するためですので決して深くは刺しません。そのため痛みも感じません。
 事務職や目の使い過ぎ、過労などから肩こりが悪化し発症した寝違いやむち打ちは、どちらかというと患部の血液が足りていない状態ですので血液の流れを良くするような治療をします。この場合も血液の流れを良くするツボが足にありますので、関係ないと思われるかもしれませんは、治療はまず足に鍼をすることから始まります。鍼灸の治療はこの様に原因となるものの治療から始まります。直接痛い所にも鍼をしますが、まずは、周りの筋肉からほぐすようにします。
 鍼は症状が激しければ激しいほど浅く、軽く刺します。もちろん痛みは感じないようにします。症状が慢性化、もしくは、なかなか取れない場合には多少深く刺します。しかしこの場合も痛みを感じる事はありません。残った凝りや熱には、お灸をします。この場合のお灸も、火傷になるような事は一切しません。患者さんが、熱いと思ったのを限度に取り去ります。

マッサージは禁物
 むち打ち、寝違いに、マッサージや按摩をやって余計に悪くなったと言う方が多くいます。どうしても手が首に行ってしまい揉んでしまいます。自分でもむ程度なら良いですが、家族の方などに揉んでもらう場合は強く揉まないようにしてください。急性時の炎症のある場合ではもちろんの事、慢性化しているものにもマッサージは禁物です。揉んでいる時は良いのですが、揉み過ぎると炎症を悪化させ後からうずくようになります。ストレッチなども同じことが言えます。まして整体やカイロプラクティックなどはリスクが大きすぎます。むち打ちや寝違いは安静が一番なのです。



患者さんの声:1

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投稿者 清洲鍼灸治療院

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2018/11/01

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