適応症について

小児ぜん息

小児ぜん息とは
 小児ぜん息は、息をするときにヒューヒュー、ゼイゼイという音が聞こえ、呼吸をするのが苦しくなる病気です。
 初めのうちは、カゼをひいたときに咳が長引いたり、ヒューヒューと呼吸にともなって音が聞こえることが多いようですが、カゼを繰り返すうちに、カゼをひいていなくてもヒューヒューと聞こえるようになり、咳がでやすくなります。運動をしても同じようにヒューヒューと呼吸をし、咳がでて苦しくなります。このような場合はぜん息が疑われます
 この時、肺の中ではどのようなことがおこっているのかと言うと、気道、気管から枝分かれした気管支の粘膜が腫れて気道を狭くしています。気道が狭くなると、上手く呼気が通過する事が出来ず、ちょうど、細いストローで呼吸しているような状態になります。この状態が慢性化すると、気管支の周りの筋肉の収縮が活発になり、筋肉の線維化、平滑筋の肥厚がおこり肺機能がさらに低下します。また、肺自体にも痰がたくさんでてきますで、この痰を排除するのに、さらに咳を誘発してしまいます。また、小児ぜん息患者さんの90%以上がアトピー体質を持っていると言われています。

漢方はり治療では
 漢方医学では、陰陽五行論にしたがって物事を考えます。先ず症状を大きく陰と陽の二つに分け、そしてその二つを、肝心脾肺腎の五つに分けて診断していきます。小児ぜん息の場合は、発症の仕方が、肝、脾、肺が関係の3つくらいに分類されます。

 肝が関係する小児ぜん息は、肝の中の、陰の不足から、肺に熱を持つタイプです。実際に、胸や肩を触ると熱くなっています。胸に熱がこもると言うことは、胸に充血が起きていると言う事です。胸の充血が起こると、気管支の中の血管が膨らみ気道をを狭くしてしまいますので、症状としては、咳よりも呼吸困難が主になります。比較的神経質で、ストレスなどで悪化します。小さい頃、夜鳴きやカンムシを起こした子に良く見られます。治療は胸の充血を、足のツボを使って解消する様にしていきます。

 脾が関係する小児ぜん息は、主に胃腸を中心に熱を持つタイプです。胃腸に熱を持つため、つねに唇が荒れています。偏食、暴飲暴食、疲れなどから、胃腸が疲れると、胃腸に熱をもち、その熱が、胃の真上にある肺を蒸すため、食中、食後に激しく咳き込みます。痰が絡んだ咳をするのも特徴です。治療は、先ず、胃腸を整えるツボを使い、胃腸の疲労回復を図るようにし、肺に熱が溜まらない様にします。

 肺が関係する小児ぜん息は、肺そのものが過敏になっているため咳、呼吸困難を起こします。カゼの後に中々咳が治まらず、そのまま、ぜん息に移行してしまうタイプです。肺そのものが過敏になっているため、ちょっとした空気の変化や、温度の変化でも咳き込みます。産毛が多く、乾燥肌なのも特徴です。

 小児に行なうハリは、基本的には刺さない道具を使います。ですから、当然痛みは全く感じません。子供は敏感ですので、ツボを少し刺激するだけで、充分効果は得られます。お灸をする事もありますが、心地よい程度の刺激で、当然やけどなどは残りません。

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投稿者 清洲鍼灸治療院

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2018/11/01

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